建設キャリアアップシステム(CCUS)が普及してきました。
CCUS処遇改善推進協議会より発表された「CCUS利用拡大に向けた3か年計画案」によると、今後の3年間でCCUSは「メリット拡大フェーズ」に入ります。
メリット拡大フェーズとは、CCUSに登録している事業者にメリットがあるような取り組みが行われるということです。
国をあげて、今後益々普及が見込まれるCCUSですが、弊所でも代理登録を行っております。
弊所はCCUS登録行政書士としてCCUSの名簿にも掲載されております。
CCUS登録を外注したい!自社で登録する時間がない!などお困りのお客様はお気軽にお問合せくださいませ。
目次
建設キャリアアップシステム(CCUS)には、技能者一人一人の現場の就業実績や社会保険の加入状況、資格などを登録して、蓄積されます。
技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムのことをいいます。
CCUSは、技能者が本人であることを確認したうえでシステムに登録されます。
そして、IDが付与されたCCUSカードが交付されることがスタートになります。
「いつ、どの現場に、どの職種で、どの立場(職長など)で働いたのか」が就業履歴として電子的に記録・蓄積されます。
また、資格の取得や講習の受講履歴など、技能・研鑽の記録を登録します。
CCUSに登録された情報を元に、一人ひとりの技能者の評価が適切に行われ、処遇の改善に結びつけること、さらに人材育成に努め優秀な技能者をかかえる専門工事業者の施工能力を見える化することで、建設業界が健全に維持されることが目指されています。
事業者 登録代行 |
法人・個人 事業主 |
40,000円 |
---|---|---|
一人親方 | 20,000円 | |
技能者 登録代行 (技能者1名につき) |
1~20名 | 20,000円 |
21~30名 | 18,000円 | |
31名~ | 15,000円 |
※金額はすべて消費税抜きの表示になっております。
※事業者登録料、技能者登録料、その他実費は、事業者様又は技能者様のご負担でお願いいたします。
法人・個人事業主様が技能者3名を
登録する場合
事業者登録 40,000円
技能者登録 66,000円
(22,000円×3名)
一人親方様が技能者登録する場合
事業者登録 20,000円
技能者登録 22,000円
(22,000円×1名)
建設キャリアアップカードの発行に必要となる料金です。
インターネット申請
簡略型:2,500円
詳細型:4,900円
カードの有効期間は発行日から発行9年経過後最初の誕生日までです。
申請時60歳以上の方の有効期限は同14年目の誕生日まで、本人確認書類未提出の場合、同2年目の誕生日までが有効期限です。
必須情報のみの登録を行う場合、簡略型登録です。
・本人情報
・所属事業者ID、所属事業者名、職種
・社会保険・建退共加入状況 等
上記に加えて以下の情報などを登録します。
・保有資格、研修受講履歴、表彰
・健康診断受診歴 等
カードが申請から1カ月程度で届きます。
事業者がCCUSを利用する際に必要な登録料です。
登録の有効期限は5年間です。登録料は事業者の資本金額をもとに決まります。
資本金 | 登録料 |
一人親方 | 0円 |
500万円未満(個人事業主含む) | 6,000円 |
500万円以上1,000万円未満 | 12,000円 |
1,000万円以上2,000万円未満 | 24,000円 |
2,000万円以上5,000万円未満 | 48,000円 |
5,000万円以上1億円未満 | 60,000円 |
※登録料はすべて税込価格です。
事業者がCCUSにおいて事業者情報(現場情報を含む)を管理するために 必要となる管理者ID に対する利用料金です。
管理者ID利用料は毎年支払う必要があります。
1ID:11,400円(税込)
一人親方の管理者ID利用料は、2,400円です。
弊所ではCCUSの登録IDを取得しております。
これにより事業者様に頂いた書類や情報を元に、弊所のIDで事業者様のCCUSの登録作業を行うことが可能です。
事業者様に行って頂くことは、同意書類や必要な添付書類のご準備のみとなります。
CCUS導入には様々なメリットがあります。
①CCUS情報を活用した能力評価と、レベルごとの年収目安の明確化による、賃金水準の相場感の形成、引き上げ/ダンピング防止。
②現場や勤務先が変わっても、自らの能力を客観的に証明することが可能になる。
③カードリーダータッチで日々320円の建退共掛金を積み立てられる。
①自社が雇用する技能者の数や保有資格、社会保険加入状況等が明らかになり、取引先からの信頼が得やすくなる。
②技能者の能力評価と連動した専門工事企業の施工能力等の見える化(4段階評価)
③出面管理のIT化、賃金や代金支払いの根拠が明確になる。
①初めて仕事する下請業者の実力や技能者の資格等(*)の確認ができ、施工の安心感につながる
*社会保険加入状況や安全衛生資格保有の有無、一人親方の労災特別加入状況
②PCで作業の進捗状況の確認や下請への支払いの適正化など現場管理の効率化が図れる
③施工体制台帳、作業員名簿の作成、建退共の証紙受払・貼付等の作業の簡素化、ペーパーレス化の推進
④外国人労働者の資格等の確認が容易になる
◆若い世代への建設業のイメージアップ
◆施主に対する価格交渉力アップ(エビデンスに基づく請求が可能)
◆真に実力がある企業が選ばれる透明性の高い建設市場への変革
今回は建設キャリアアップシステム(CCUS)についてまとめました。
CCUSはグリーンサイトと連携できるなどの理由からも普及が広がっており、今後も国をあげての普及が益々見込まれています。
弊所はCCUS登録行政書士としてCCUSの名簿にも掲載されております。
CCUS登録のご依頼は全国対応しておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。