行政書士試験 失敗談

2022.07.17 行政書士試験対策

2020年不合格の理由を考察


こんにちは^^

前回のブログに引き続き、今回も行政書士試験の話です。

2020年度試験で不合格になった理由を考察したいと思います。

理由その①
条文学習をしなかった

間違いなく一番の敗因はこれじゃないかなと思っています。

私が当時使用していた教材では、六法の使用は推奨しておらず、必要な条文はテキストに書いているという感じでした。

なので、直前期に入るまで六法を使わずに学習していたんですね。

しかし、SNSなどで勉強仲間の投稿を見ていると、みんな六法を使っているではないか!ということに気が付くわけです。

急いでコンパクトな六法を購入するも、時すでに遅し・・・

条文を確認しつつ進めるという習慣がそもそもついていないので、最後に取り入れてもあまり意味がなかったように思います。

今から学習する方には、六法を使用することをお勧めします!

私はLECの合格六法を使用していました。書き込みできる余白もあったので、気に入っていました。

六法の活用法については別の記事でご紹介します。

理由その②
ヤマ当てに頼りすぎた

次にダメだった理由はこれだと思います。

昨今、TwitterやInstagram、YouTubeなどで簡単に情報が得られるようになりました。

すごい勢いで新しい情報が次々に入ってきます。

今年の記述はこれが出る、一般知識でここがでるかも、法改正がでるかもなど挙げたらキリがないほど新しい情報が入ってきます。

この情報をすべて鵜呑みにした私は、誰かがここが出るかも?と言ったところを勉強していくわけです。

そして私は2020年度試験最大の失敗を犯します・・・

当時の試験を受けた方ならご存じかと思いますが、民法記述の「詐欺・錯誤問題」です!

本試験中、記述の問題文を確認。

読んだ瞬間まず思い浮かんだ論点は「詐欺の問題かなぁ・・」でした。

しかし、どのヤマ当てでもここが出るに推されていた「錯誤」のことを同時に思い出します。

そこで私は、「これって錯誤でも当てはまるよなぁ」という風に考えてしまうわけです。

「詐欺か錯誤かどっちだろう?でも今年は錯誤が出るってあれほど予測されていたし・・・錯誤で書こう!!」と最大の判断ミスをしてしまうわけです。

恐らくヤマ当てを見なければ詐欺で書いていたと思います。

予備校などのヤマ当てをある程度参考にすることも大切ですが、そこに囚われすぎないようにする必要がありました。

理由その③
スピード重視で質を重視しなかった

合格者からよく聞く情報「問題集を〇回回転して合格しました」という内容です。

それを聞いた私はこう思うのです。

”はじめはよくわからなくても問題集を何回も回転したらそのうち分かるようになるんだ!”

今考えればそんなわけはないのです・・・

確かに1つわからない問題があって、そこに何時間もかけるのは非効率的です。

しかし、ある程度は理解して進めていかないと10回転しても20回転しても意味がないのです。

そんなことにも気が付かず、「今日は何ページ進めよう!」と問題集を回転させることが目的になってしまっていました。

他にも細かい内容をあげたらキリがないですが、大まかな敗因はこのあたりかなと思います。

次回より具体的にどう勉強を進めていったのかを書いていきたいと思います。

2021年度試験でリベンジを決意し、LECの到達度確認模試では無事にS判定をとることができました!

 

勉強にはある程度のコツもあると思うので、頑張ってお伝えできればと思います。

以上、ご参考になりましたら幸いです^^